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葬儀比較(ゼロ葬と直葬、家族葬との比較)

葬儀比較(ゼロ葬と直葬、家族葬との比較)

「直葬や家族葬を考えているけど、失敗したくないです。」
「それぞれ名称は聞いたことがあるけれど、どこが違うんでしょう?」
そんな方へ向けて記事を書いています。
ゼロ葬と直葬、家族葬との比較や注意点などをまとめました。 

葬儀が小規模化している。葬儀の参列者が20人、30人といった「家族葬」、通夜をしない「1日葬」、火葬のみという「直葬(ちょくそう)」がこの数年の間に大幅に増えている。背景と注意点をまとめた。

 ◆都市部では5割

 家族葬といっても決まった定義はなく、葬儀社によって20人以下の葬儀を指したり、50人以下のことだったりとバラつきがある。ただ、総じて規模が30人より小さい葬儀を家族葬ということが多いようだ。

 月刊誌「仏事」を出版する鎌倉新書(東京都中央区)が全国の葬儀社217社を対象に平成26年に実施した調査によると、参列者31人以上の「一般的葬儀」は全体の42%。30人以下の「家族葬」が32%。「1日葬」が9%、「直葬」が16%だった。都市部の葬儀社のなかには「家族葬が5割を超えている」という声も多くある。

家族葬が広がりだしたのは15年ほど前。背景にあるのが、「高齢化」と「価値観の変化」だ。とりわけ高齢化は、葬儀の参列者の必然的な減少をもたらした。80歳以上の死亡者は昭和50年には全死亡者の25%程度だったが、最近では60%にまで増えている。高齢になって行動範囲が狭くなり、周囲との付き合いが減れば参列者も減る。さらに、親が高齢だと、子供も会社を定年退職しており、会社の元同僚、取引先には声をかけないケースが増えている。

 公正取引委員会が葬祭業者を対象にした調査では、すでに平成17年の時点で、「参列者が減少した」との回答が67%もあった。

 価値観も変化も家族葬の増加を後押ししている。日本消費者協会の26年の調査では、「費用をかけたくない」「家族だけで送ってほしい」という人が多いほか、従来の葬儀に対して「形式的になりすぎている」「もっと質素にしたほうがいい」と批判的にとらえる人が多くいるという回答が多かった。

◆どこまで呼ぶか

 家族葬が増えることで、故人をゆっくりと丁寧に送ることができるというメリットがある一方で、問題も起きている。家族葬を選択したはいいが、親戚、知人に「どこまで声をかけたらいいのか」という問題だ。葬儀が済んだことを、あとから知った人から「なぜ呼んでくれなかったのか」といった声が出たり、遺族宅への弔問がいつまでも続くといったケースが発生したりしている。

 葬儀社などでは、葬儀後に関係者に丁寧な手紙を出すことで、死亡を伝えると同時に、葬儀に呼ばなかったことへの理解を求めるように勧めることが多いが、それでもすべての関係者に納得してもらうのは難しいのが現実だ。

 とりわけ、家族のみで式を行うことにこだわり、故人の兄弟姉妹に声をかけ忘れ、トラブルとなる事例が少なくないという。また、直葬や1日葬を選んだ場合には、「弔いになっていない」と考える菩提(ぼだい)寺との間でのトラブルも報告されている。

家族葬の広がりについて、専門誌「SOGI」(表現文化社)の碑文谷創編集長は「背景には、過剰な葬儀への反発があるのではないか」と今後のさらなる増加を予想する一方で、「死者と身近な関係者は血縁者とはかぎらない。死者と深く関わった人を『家族でない』と排除するのは、死者中心の弔いという観点からは大きく離れている。流行や経済的な理由だけで家族葬を選択すべきではないだろう」とも指摘している。(『終活読本ソナエ』2015年秋号に詳細を掲載)
2015/9/25産経ニュースより 

1 「直葬」「家族葬」「ゼロ葬」とは

「直葬」とは、厳密には死後火葬場へ直行し、火葬だけで済ますことを言います。
ですが、そういったケースばかりでなく、安置されている自宅や火葬場で、故人の親戚や関係者が集って、何らかの「お別れの場」を設けるケースもあります。

 「家族葬」は、家族や一部の血縁者のみの数人ー数十人規模で行う場合もあれば、他に親しい人や故人との別れを偲びたい人が来られるオープン形式など様々です。

 「ゼロ葬」とは、宗教学者の島田裕巳氏が勧める「葬式も墓も要らない」という人のための葬祭方法を言います。
この形でも遺骨のついては一時お寺などに預けたり、「ゆうパック」でお寺に送ったりするなど様々な考えがあります。 

<ポイント>

注意しなければいけないのは、「家族葬」とかだから当然安いもの、と思って業者さんの言われるままに色々と付け足したり、金額も見ずにお願いしてしまうことです。
50万、60万と思っていたのに、結局100万以上になってしまうことも。
蓋を開けてみたら「家族葬」と名は付いているものの、一般のお葬式だったりも。
確かに、突然だったり慌ただしかったりでなかなか冷静になれない場面ですが、一人で考えず家族と相談するなどして慎重に考えて欲しいです。

2 直葬、家族葬の特徴

(1)直葬について

一般的に直葬は葬儀を行いません。
簡素で金銭的負担が少なく、香典返しなど列席者への配慮もしなくて良いことは、メリットです。
その点はゼロ葬と同じです。
お寺の檀家である場合は注意が必要です。
お寺は葬儀を行うことを前提としていると思われるからです。
しまいには納骨を拒否されてしまうことも。
また法律上死後24時間以上経たないと火葬にすることが出来ません。
そのため、火葬までの間どこかにご遺体を安置しておく必要があります。
火葬場に霊安室があるところは、少ないように思います。

(2)家族葬について

家族葬の場合は、葬儀も火葬も行いますので、お寺や安置場所の心配はありません。
逆に直葬やゼロ葬と比べ、金銭的負担が高くなり、列席者への配慮が必要になってきます。
後者はホントに悩ましいですね。
これだけでも直葬やゼロ葬にしようかと考えてしまいます。
「家族」をどこまでとするか、親戚をどこまで含めるか、親しい人の中であなたは呼ばれたのに、何で私は呼ばれなかったの?など後々揉める要因となりそう。
また香典やお供えを受け取るかどうか、も事前に話し合っておいた方が良さそうです。

3 エンディングノートの活用

誰を呼んで、誰を呼ばないか、また香典やお供えを受け取るのか、引いては家族葬か直葬かは故人の意思を最も大切にすべきですし、それが一番揉めない秘訣なんだろうと思います。
故人の友人で誰が親しいのか家族でもわかりかねますよね。 

<葬儀後の相続>

素人でもできる相続登記の手順「自分で相続登記する方法」 

 

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